もう一つの関心事

なんとも過激なタイトルの本ですが、
食に関心のある人なら読んでおいたほうがいい一冊かもしれません。
安心安全の食といえば、
・放射能について
・肥料・農薬・除草剤について
・遺伝子組み換え
これらはもちろん関心があることかと思います。
今回読んでみたこの本では、もう一つの関心事
・化学合成添加物
について、分かりやすく、詳しく書かれていました。
「合成保存料」「合成甘味料」「合成着色料」などのことです。
食品業界にいる著者が、暴露本さながらに、業界のことをありのままに書いた本です。
まず、読み終わって思ったのは
これは「無責任な殺人ゲーム」じゃないか。
「どうせ誰もわかんないんだから大丈夫」
「売れればいい」
「法律違反じゃないから」みたいに
業界は、誰もがお金のことしか考えていないから、罪の意識なんてまったくない。
日本は世界一、添加物の種類が多い国。
僕も最近、外食すると喉元がピリピリするような、添加物だらけの食事が多いのがとても気になっています。
コンビニのお弁当がよく例にでますが、そんなものじゃないくらい沢山入っているような気がします。
知り合いの飲食店の社長から聞いたんだけど、
「もう一回来店してもらうために、とにかく●●●を沢山沢山入れる」のが一番効果的と言っていました。
お客さんの年齢層が、「子供の頃●●●で育った世代」だから、特に効果的らしいです。
理屈じゃなくて、事実リピーターがどんどん増えているのだから、間違い無いと言っていました。
うーん、やっぱり、親でもない、親戚でもない、友達でもない、知らない人、外国の人が作るものって
愛が足りないのかな?
お金のために「食品業界は今日も、やりたい放題」
自分や周りの大事な人だけは、犠牲者にならないように
そういう世界から、こっそり抜け出さないと。
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