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オススメ本! 長沼敬憲著 「実践!腸脳力」

ハミングバードは、無肥料・無農薬の自然栽培を心からリスペクト(尊敬)しています。

よく、「それは安心・安全の食材だからですか」と聞かれるのですが、
その時は一応、「はい、そうです」と素直に答えます。

でも、個人的な僕の関心事はちょっと違います。

僕が関心を持っているのは、

「おいしい!」と体が感じるかどうか

こういうことをいうとオカルトっぽく聞こえるかもしれませんが、
あえて言わせていただくと、頭(脳)ではなく、体がおいしいと感じているかどうかを
自分の体に聞くのです。

以前は、「野菜やお米なんてどれも一緒」と思っていましたから、
体に聞くなんて考えたこともありませんでした。

自然栽培の野菜を食べた時、初めて「あれっ、何か違う」って思ったので、
それから意識し出すようになって、今では体に聞いたら、ちゃんと感想を答えてくれるようになりました。

初めて、自然栽培の作物を食べた時に感じたのが、のど元というか首筋に「ぞわっ」する感じ。
今はもう、体も慣れてきましたが、当時僕は、「生きている感じ」と言っていました。

体がおいしいという感覚=生きている感じ

なんか全然科学的じゃないですね。

でも、本当にそんな感じだったのです。

そんな、僕の感覚をとても分かりやすく、丁寧に説明してくれている良著を
ご紹介したいと思います。


実践!腸脳力

長沼敬憲先生の
「実践!腸脳力」


体の中心が「腸」であることを体系立てて、論理的に分かりやすく書いてくれています。

「食べることで、健康になりたい」
「食べることで、よく生きたい」


そう考えている方に是非読んで欲しい一冊です。


原点その2

白さが自慢
どうして僕が自然食の取組みを始めたかを以前、「原点」というタイトルで書きました。
今回はその続き、もう一つの原体験について書きたいと思います。

それは、皮膚病だった犬のこと。

我が家の愛犬はフレンチブルドッグ。
真っ白で、お散歩で出会った誰もが「まっしろですね」「すごいきれいな毛ですね」って言われます。
正直、自分ことのように嬉しいです。ちょっと自慢だったりもします。

最初からそんな毛並みだったのかというと、そうではありませんでした。
1歳になった頃、皮膚のトラブルが大きくなり、愛犬は痒さから血が出るまで、皮膚をかきむしるように掻きまくって、
もともと白かった犬が、炎症でピンクや赤い部分が多い犬になってしまいました。家族である愛犬が、血が出るまで全身を掻きむしる姿は、苦しさがこちらにも伝わって、見るに堪えがたいものでした。

もちろん、病院にも行きました。「アレルギーですね」とか「脂漏症(しろうしょう)ですね」とか言われました。
脂漏症っていうのは、皮膚の新陳代謝が極端に速まり、皮脂やフケが多くなる病気です。でもそんなことは先生に言われなくても飼い主が症状を見れば分かります。問題はどうやったら治るのか? こちらとしては、痒みをとめてもらい健康だった頃に戻してくれれば病名とかはどうでもかまわないのです。

セカンドオピニオンが欲しくて、皮膚病の権威のペット病院にも行きました。
最初は、医療用のシャンプー(マラセチア皮膚炎に有効なもの)、続いて飲み薬の投与、その次は定期的なステロイド注射が始まりました。要はどんどん強い薬を使う治療法になっていくわけです。劇薬の注射を打てば数日は痒みが治まりますが、何日が経過するとまた痒みが戻ってきます。ここら辺からうすうす、対処療法の治療では現象を一時的に抑えることは出来ても何の問題解決にもならないと思うようになってきました。 対処療法である医療を信じるか、なんの知識もない自分が食事や環境を整える方向で行う根本療法を信じるか。

さんざん迷いましたが、結局もう病院に頼るのはやめて、家族が根本的な問題を見つけ出して、絶対にそれを解決するんだという意識で覚悟を決めました。


まず、最初に着手したのが、食事の改善。

普通のペットフード

プレミアムペットフード

国産のプレミアムフード

オーガニックのプレミアムフード

とヘルシー度合いを高めていきました。脂ぽかった皮膚がほんの少しだけですが、ベトベトしなくなってきました。

でも、まだまだ気休め程度です。愛犬は相変わらず痒そうです。治らない、なんとかしなきゃ!
これ以上、上を目指なら、ドッグフードじゃ限界だ。ドッグフードをやめて手作りご飯にしようと決めました。

家族と同じ食事

オーガニックの食事

自然栽培(肥料も農薬も使わない食材)の食事。

このように、自然食度合いを高めていきました。メインは自然栽培の玄米を炊いたご飯にしました。
肉類は、家畜のエサが遺伝子組み換え穀物だったり、農薬付けの穀物だったりするかもしれないと考え、
素性の知れないお肉は与えないようにしました。自然栽培の玄米を食べ始めて10日程度経った頃からです。気付いたら掻いていない時間が長くなってきました。自然栽培の玄米を食べさせたのは、体の中に入っている毒素分をデトックス効果で排出させたいと考えたからです。


次は、腸内環境の整備です。これまでのドッグフード食の時の化学合成添加物や、熱処理された生命力の低い食事で、
腸内環境が乱れたに違いないと思い、腸内環境を微生物の力で多様・良好にさせる家畜用の発酵食品を与えました。
たまたまメーカーの社長さんが知り合いだったので、詳しく聞いたところ家畜用なのに社長ご自身も健康維持に10年以上その発酵食品を摂取していると聞いたので、これなら安心だと思って確信を持って食べさせました。

最後に、せっかく豊かにした腸内細菌も水道水の塩素で殺してしまっては意味がないと思い、整水器で濾過した水かミネラルウォーターを飲ませることにしました。

最後に行き着いたのが下記の3つでした。

●生命力に満ちた自然栽培の米と野菜
●腸内環境を整える発酵食品
●塩素の入っていない水

行き着くところは自然のものだったということです。

この3つが揃ってからは、あっという間です。1ヶ月くらいで痒みがとまり、まったく体を掻かなくなりました。
お腹は真っ赤、皮膚は脂でベトベト、背中はボコボコだった愛犬の皮膚が、
真っ白、痒み無し、サラサラに変わりました。皮膚病が治ってから、イビキをかくようになりました。
今までは痒くて熟睡出来ていなかったのが、気持ちよく熟睡するのでイビキが出るのです。

これには後日談があります。

上記の3つに注意した食事を愛犬に与えるために、僕の食事もすっかりヘルシーなものに変わっていたのです。
自然食にしてから、私の体重は3ヶ月で7.5kg減、半年後には13kg減となりました。。
75kgだった体重が62kgになったのです。これは私が大学4年生の時の体重です。友達が皆びっくりしました。
痩せたというより一回りサイズが小さくなったいう印象らしいのです。小顔みたいな感じらしいのです。アクが抜けて
さわやかな印象になったとも言われました。体もスッキリです。溜まっていたゴミがとれて、代謝が良くなったのかもしれません。

これが愛犬と私の体験談です。

毎週のようにペット病院に行って、劇薬の注射を打ち、薬づけになり、高額な医療費を払い、苦しみの毎日を思い出すと
健康な今はありがたくて夢のようです。原稿を書いている僕の横ですーすー寝息をたてて寝ている我が家の愛犬は、
もう辛かったときのことはすっかり忘れてしまっているのかもしれません。


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やっぱり腐らない

開封後2週間経っても腐らないオレンジジュース

FBやホームページでは度々書いていましたが、愛媛のメイドイン青空のオレンジジュースのこと。
常温で一年保存したものが腐らずにおいしく飲めた話は以前したと思います。

次は、その常温保存したジュースを開封して、2週間テーブルの上に放置してから
飲んでみました。やっぱり変わらない。おいしく飲める!

うーん、えこひいきするわけじゃないですが、このオレンジジュースはかなりの優等生。

自然栽培はおいしくて、面白い。


12月~2月頃お届け商品です

仕事始め

今日の札幌

今日の札幌はこんな天気です。公園のベンチもすっかり雪の下に隠れてしまいました。
今日は1月6日(月)。長かったお正月休みも終わり、今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。


きっと、「今年はこんな一年にしよう」と想いを巡らせていることかと思います。

面白いことに、木々の枝も、もう間もなくすると一番寒いこの時期なのに、小さい芽を出して、春に想いを
巡らせているかのように準備を開始します。人間も植物もいい準備をすることで花開くのかもしれません。

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原点

「近藤さんてずっとマーケティングとかITの世界にいたのに、何で最近農業に夢中になってるの?」ってよく友達に聞かれます。「ブームだからじゃない」とか「きっと儲かるんでしょ」とか言われるんですが、残念ながらハズレです。

もちろん、いろいろなご縁があって高名な木村秋則さんにお会いできて、そこで刺激を受けたことは間違いない。
でも、自分が肥料・農薬を使わない農業や、食のこと、体のこと、環境のことに興味を持ったのには、二つの大きな理由があったんです。

親しい人にもあまり言ったことがなかったのですが、今から10年くらい前、そのころ自分は30代で、若さを過信して、無謀なことをいっぱいやっていました。徹夜仕事でいつも睡眠不足、深酒、タバコ、ストレス、ほぼ毎日外食、コーヒーは毎日10杯以上のんでいました。過労で倒れることもあったし、未熟な経営者だったので思った通りの経営が出来ず、ストレスは相当のものだったと思います。

その頃から、胃痛が自分の友達になりました。しょっちゅう胃薬とかソルマックとか買っていました。先輩の社長さん達に聞いても「社長業はそんなもんだよ」とか「胃潰瘍なんてほっとけば治るよ」とか言われるので、そんなものなんだと思っていました。それから胃がきりきりするような感覚は慢性化し、胃が痛くない瞬間はジムで走っているときとお酒を飲んでいる時、あとはお風呂に入っている時だけでした。

病院に行っても薬をくれるだけで根本的には全然治らないし、もう結局、この胃の痛みの原因はきっとストレスなんだと信じ込んでいました。解決方法も思い当たらず、仕事をしていても遊んでいても、とにかく胃のあたりが痛くて、この10年間ただただ辛い思いをしていました。胃が痛いまま、〆切りに追われて徹夜で仕事をするのは本当に苦しかった。苦しい苦しい10年間。


ところが、数年前のある日、突然自分の頭の中に「消化酵素」というキーワードが浮かびました。消化酵素ってなんだかその意味すら知らなかったのですが、ひょっとした、たまたまチラシなどで見ていて、気になっていて覚えていたのかもしれません。
それで早速、インターネットで調べてみたら、なんだか今まで自分の知らなかったことが沢山出てくる出てくる。消化って胃と大腸・小腸とか気管の働きだけだとばっかり思っていたから、酵素やら、腸内細菌だのいろんな菌が助けてくれて初めてちゃんと消化が出来るなんてもう驚き。直感的に「これだ!」って確信しました。

それからすぐにビール酵母や野菜酵素ジュースを買ってきました。次に乳酸菌も買って、はたまた人間だと食品衛生法にひっかかるんでNGですが、動物用(家畜用途)の菌が生きている土壌微生物なども知り合いからもらって摂取しました。お腹の中に直接微生物を補充して、さらにその微生物のエサを補給したのです。結果は? まったく信じられませんでした。「無い!」。痛みが無いんです。今までいったいなんだったのよ!っていう感じ。厳密にいうと最初の日に飲んだビール酵母で翌朝痛みが半減。次に友達からもらった動物用の土壌微生物粉末を飲用して70%減、さらに海外から輸入した熱処理していない酵母などを摂取してほぼ100%痛みが消えました。

今になって思えば、理由ははっきりしていたんです。毎日毎日コンビニ弁当と外食で、化学合成添加物がたっぷり入った食事をとって、栄養ドリンクや薬を飲んで、ストレス過多。平均的な人で、100兆~1,000兆個、2,000種類、その総量1.5kg程度あると言われる腸内細菌が死滅し減少、腸内の多様性は失われ、バランスが崩れ、悪玉菌が極端に増えてしまい一種の中毒のようにな状態になっていたのだと思います。

余談ですが、多様性が失われていたから、自己免疫力が低くなり、風邪を引くと42度の体温計を振り切るまで熱があがりました。菌の種類が少ないから多様性が失われて相互抑制が効かないのです。42度を超すと悪夢にうなされるようになり、風邪といってもバカに出来ません。毎回のように大変危険な状態にまでなってしまっていました。暮れも差し迫った12月31日に、いい年をしてに父親におぶってもらい緊急病院に行ったこともありました。

おかげさまで今では、あの苦しかった痛みはまったくありません。
痛みがいなくなってしまったのです。極端な言い方をすれば人生バラ色って思えたほどです。


これが自分が食に対して真剣に考えるようになった一番目の理由です。


次回は二番目の理由をお話しようと思います。






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プロフィール

近藤正樹(ニックネームはマッキン)

Author:近藤正樹(ニックネームはマッキン)
自然栽培ハミングバード主宰者の近藤がお届けするBlog。メルマガだけじゃ、なかなかお伝えできないことなんかを中心に書いています。

自然栽培、食、生命地球のこと
 ハミングバードショッピング

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